2014年1月7日火曜日

『けなさない。責めない。』

期待する様な行動を子供が取ってくれないとき、無意識のうちにけなしたり責めたりしていませんか?


大人に責められるたびに、子供は「自分はダメなんだ」と自分に対するネガティブイメージを育てることになります。

親としては子供の行動を改善させようとしてついキツく言ってしまっているだけかも知れませんが、責めたりけなしたりする事は結局逆効果にしかなりません。


「何度言ったら分かるの?」

「この前ママと約束したよね? なんで約束守れないの?」

「いっつもこんなに散らかして。」

「なんでママの言う事が聞けないの?」


これらの言葉は、子供の自尊心を傷つけこそすれ、何かを改善するのに役立つ事はありません。

一度、自分がこれらの言葉を言われている側に立っている事を想像してみましょう。

なんとも情けない気分になるはずです。

その感情は、すなわちそのまま自分に対するネガティブイメージとして少しづつ心に積もっていく事になります。堆積したネガティブイメージが子供の将来に良い影響を与える事は決して無いでしょう。


ではどうすれば、この様な事態を避ける事が出来るのでしょうか。


まずは、親の側が怒りにまかせてものを言わない事だと思います。
期待する行動を子供が取ってくれないときには、誰でも腹が立って怒りの感情が湧いてくるものです。その感情を抑えろとは言いません。

でも、怒りをそのまま子供にぶつけてしまうと、どうしても責めたりけなしたりする言葉が口から出てしまいます。そうではなく、怒りのはけ口を別に見つければ良いのです。

例えば、全ての感情を細かく日記に書いてしまうとか、腹がたった時はそこら中を掃除するとかでも良いと思います。最初はそんな事で怒りの感情をやり過ごすのは難しいと感じるかも知れませんが、慣れれば結構出来るようになるものです。


それでももし、つい子供の事をキツく責めたりけなしたりしてしまった時には、どうかその10倍ぐらいたっぷりと抱きしめてあげて下さい。

「毎日5分間じっと抱きしめる、という事を実践しただけで子供が言う事を聞くようになった」という話もあるぐらいです。抱きしめる、という行為の力はとても強いものです。


「自分は愛されている」と強く感じた時に子供が本来持っている力が最も発揮されます。
それは、人間誰もが持って生まれている「真っすぐに育とうとする力」だと思います。